マークシート、ベストな筆記具は?

マークシートは指定の筆記用具で

大事な試験で利用されるマークシート。小さいマスを塗りつぶすのは意外と大変ですよね。時間がないと焦る気持ちもわかりますが、多少のはみ出しはOKです。指定の筆記用具でしっかりと塗りましょう。

たいていのマークシート試験では、筆記用具の指定があります。例えば、HBからHの間の鉛筆といった指示です。
これには理由があります。

マークシートはOMRという機械で読み取りますが、OMRは光を照射して反射で認識する機械です。鉛筆という指示がある試験で、たとえばボールペンで応えてしまうと、そもそも読み取って貰えないのです。理由があっての指定なので、しっかりと指定の筆記用具で塗りましょう。

塗るときは隙間なく美しく塗らなければいけないということでもありません。マークシートは試験の前に説明と練習する時間がありますよね。マークするマスを大体塗ることができれば読み取ってもらえるようです。

間違えた部分を消すときも注意しましょう。消し忘れが残っているとダブルチェックとみなされてエラーになる可能性があります。マークシートなど答えを書くエリアが狭いときに使い勝手の良いスリムなプラスチック消しゴムも販売されているので、こちらを利用することもおすすめです。
巷には、マークシート式試験用の消しゴムやマークシート用のシャープペンシルなども販売されています。
一般的なシャープペンシルの芯は成分にプラスチックが含まれているため、OMRでは読み取りエラーになる可能性が高いです。シャープペンシルを使うときは、必ずマークシート用の芯を使いましょう。芯が太くなっているため、塗り潰すのも楽になっています。が苦手な方は専用のシャープペンシルを使ってみましょう。
シャープペンシルは鉛筆と違い、ノックすれば芯がでるため、削る手間も不要です。鉛筆の場合、誤って筆箱事落とそうものなら内部で芯が折れてしまって、削っても削っても折れる、という残念な事態に陥る可能性もあります。